登録ヘルパーへアンケート調査を行った。それぞれの事業所に対する要望や希望があることから、各事業所別にその調査結果を報告する。それぞれの調査結果から今後の改善策や対応の方法を早急に議論することが重要だと考える。それぞれの調査結果から若干の考察を加えることとする。
ケアワーク九州での仕事に対する所感
楽しい45% 指導してくれる13% 勉強になる16% 意思疎通ができない6%
人間関係がわるい0% 大事にしてくれない0% 報酬が低い10%
仕事の依頼が多すぎる6% 仕事の依頼が少ない3%
満足して仕事が出来ていますか。
満足している 25% まあまあ満足している 75% 不満である 0%
交流を深めるための企画希望調査
年に2回ぐらい飲み会があったらいい。
ボーリング大会などのレクレーションを企画する。
ミーティング終了後におしゃべりの時間をつくる。
忘年会、新年会を行う。
必要ない。それよりも社員が元気にヘルパーをリードしてくれればついていこうと思います。その時に特定のヘルパーをひいきすることなく平等に接してください。
親睦会が定期的にあればいい。
ヘルパーミーティングへの出席率を高めるための提案。
2日しかないのが厳しい。昼の部、夜の部がほしい。
消防署などが主催している人工呼吸の講習会などを企画する。
新しい情報をより多く、より早く伝えていただきたい。
ミーティングの連絡を事前にいれ、出欠の確認をとる。
時給も交通費も出ない。他の事業所では時給が出るところがある。
ジュースやお茶を準備すると発言が多くなり楽しい雰囲気を作り出す。
駐車場のスペースが足りない。
時間帯を時々変更する。
時間のない人は個人でも情報伝達を行ってほしい。
ヘルパー自身にどんな研修を受けたいか聞く。毎月のテーマもヘルパーに聞きスケジュール をたててみては?
他事業所と比べての感想
良いところ
気軽に対応してくれる。家族的な雰囲気がある。
記録報告書が簡単。
常勤さんにお話しや相談がしやすい。
チームワークがとれている。
アバウト よくも悪くも適当。
職員がいつも笑顔で迎えてくれ意見を聞いてくれる。
悪いところ
利用者の変化や手順の変更が遅く伝わる。
たばこは社外で吸ってほしい。
連絡がスムーズに行われていない。御願いしたことが実施されていない。
登録ヘルパーの休みが多いように感じる。
アバウト だから無責任に簡単に休める。他社では休みが多いと仕事が貰えません。
会社に伝えたい事
人の入れ替わりが多い。
報酬のなかに交通費が含まれていますが、交通費は非課税です。きちんと分けて下さ い。
急にキャンセルが入り、収入が安定しない。以前はすぐに他のサービスを入れてくれた。
事業所とケアマネは毎日の報告書を読んでほしい。複数のヘルパーが入っているところはノートも読んでほしい。そしてカンファレンスしてほしい。
交通費を出してほしい。
社長の一言で事業所の雰囲気がコロコロ変化している。ヘルパーは利用者宅で気を遣い会社で気を遣って疲れる。
いくら苦手な利用者だからといって、サ責が利用者に対し大きな声で怒鳴るのはいかがなものか。
駐車許可証がほしい。
今の管理者、サービス提供責任者のもとで働くことが今までで一番頑張れる感じになっている。
私達ヘルパーをまとめる人を会社はもっとしっかり守ってもらわないと不安です。
今の常勤職員に頑張ってほしいし、育ててほしい。
評価および考察
管理者運営チーム 宇野恵子
ケアワーク九州での仕事に対し、特に楽しく仕事している人が64%であり、ケアワーク九州で働くことに半数以上が満足しているという結果が出て、一応の安心材料となった。仕事が嫌でたまらなければその感情は利用者へ向かうので、会社としてはいつもアンテナを張り、一人ひとりのヘルパー が楽しくやりがいを持って仕事ができているか、掌握することが大切である。少数ではあるが、サービス提供責任者との意思疎通がうまくいっていないという意見もある。謙虚にとらえ、すべてのヘルパーから信頼される対応を心がけるきっかけとなることを 望む。本部では登録ヘルパーに多くの仕事を振り分けているので、仕事の依頼が多すぎるという意見が多いものと想像していたが、たった2名であった。無理のないシフト調整やヘルパーの意見をよく聞いている結果だと考えられ、サービス提供責任者の努力の結果と受け止められる。しかし移動時間が30分ではきついという意見もあり、交通手段、距離との関係をもっと綿密に考慮する必要があるだろう。
満足して仕事が出来ているかの設問では、満足していると、まあまあ満足であるが大半を占め、不満であるとの回答が0であったことは大きな喜びである。仕事に満足できるには仕事内容、人間関係、報酬 スキルアップなど多くの要素が含まれている。ケアワーク九州で仕事することにずっと満足してもらうことがヘルパーの安定に繋がっていくことを考えれば この結果に満足せずに、さらなるやりがいを見出していけるための支援を常に考えていくことが 大切である。登録ヘルパーのこうした意見を今後の業務の励みとしたい。
交流を深めるための企画希望調査では、新年会や忘年会などの飲み会やボーリング大会といったレクレーションなどの企画が寄せられた。仕事を離れ、それぞれとわいわい騒ぐことが相手を良く知り、コミュニケーションの充実につながっていく。その時、その時の思いつきはなく、年間計画としてスケジュールをたてれば企画運営がスムーズに出来ると思われる。
ヘルパーミーティングへの出席率を高めるための提案では、ヘルパーミーティングの出席率が悪く、現在の最大の課題となっている。様々な意見が寄せられているが、その中で、堅苦しい雰囲気ではなく、茶話会形式にしてほしいとの意見は試してみる価値がありそうだ。最初はきちんとした形式で行い、途中からお茶やつまみを用意し、構えないで話せる議題にもっていくという方法もある。要は出席して楽しいと思わせることが重要である。さらに、自分自身のスキルアップと考えているヘルパーが多い事から、研修内容の検討とヘルパーが望む研修を明らかにすることも必要と考える。ヘルパーミーティングに時給を出してほしいという意見は本部に限らずどこの事業所からも意見として上がった。現実に他の事業所で時給を出しているところがあるためだろう。ただし、自分が勉強したい、情報交換を行いたいという趣旨でのミーティングに時給を出すかということは議論の分かれるところであろう。そこで、このまま知らんぷりするのではなく、会社の姿勢や意見をきちんと伝える場を準備することが早急に必要と考える。
他事業所と比べての感想では、良い点として上がったのは、常勤職員の態度であり笑顔であり、相談しやすい開放的な雰囲気である。常勤職員のチームワークが登録ヘルパーにこうした安心感を与えているといえるだろう。記録が簡単であるとの意見は、簡単すぎて利用者の把握が不十分となりやすい危険性もはらんでいる。記録の内容、形式、記録についての研修ななどは今後の課題である。反対に悪いところとしてあがったのは、利用者の情報の伝達が遅かったり、連絡がスムーズになされていない、御願いしたことが実施されていないなど、訪問介護を行なう上で最も重要な部分で不十分さを訴えている。円滑な報・連・相について再考する必要がある。ヘルパーの休みが多いとの指摘がある。おそらく急遽交代要員にされることへの不満だと思われる。かといって、休みを制限するとヘルパーの退職の誘引になることもあり、難しい問題ではあるが、責任感を養うためのヘルパーの意識改革が求められ、サービス提供責任者の指導の中でも最も重要視されるべき問題である。なお、タバコの問題ではすでに分煙を徹底するために喫煙場所を変更した。禁煙が叫ばれる中、時代に逆行していたことを認めざるを得ない。
会社に伝えたい事では交通費の問題を数名が意見として出していた。現在の報酬の中に交通費が含まれているのかそうでないのか、理解していないヘルパーがいることも問題として残る。時給が安いという意見もあり、会社としてどう対応するのか検討が必要であろう。ケアマネージャーに日々の報告書を読んでほしいとの要望は受け入れがたい。サ責に報告し、必要があれば、ケアマネージャーに報告するというルートをとらなければ、連絡系統の混乱を起す。この意見は言い換えれば、サ責に報告したことがケアマネージャーに伝わっていないということを示すものであろうか。チームカンファレンスを行う場にケアマネージャーは出席したいとの希望をもっているので、カンファレンスを開催することが重要である。社長の一言で会社の雰囲気が変るというのは、叱責を受けたことで職員の態度が変化しそれを敏感にヘルパーは感じ取っているということであろう。中間管理者の救われない部分であるが、常に心の平成を保って登録ヘルパーに接することができるだけの強さが求められる。常にヘルパーは職員を観察しているという意識を持ちたい。最後に、現在のサービス提供責任者が今までの中で一番自分も頑張れるという最大の賛辞があった。遅くまで仕事をしていることで心配もしている。ありがたいことではあるが 効率よく仕事を行い、ヘルパーに心配されることがないよう早目の退社や健康管理に気を配っていきたい。
以上