担当する利用者の訪問がほぼ終わりに近づいたので、先日包括より紹介された拒否が強い方の支援に本腰を入れることにした。
昨日、ドアを開けてくれるかなあ・・・と心配しながらチャイムを押す。名前を言うと、ドアがすっと開く。けげんそうなその顔を前にして、
「この前、伺った宇野です。暑いですねえ!色々お話したいこともあるので、ゆっくり座ってお話しましょうか?」と言ったら、思いがけず、「散らかってますが、どうぞ。」と言ってくれた。えっ?!こんなに簡単にいれてもらっていいの?と拍子抜け・・・・ちょっと押しがつよかったかしらん?と心配しながら居間に入る。
この猛暑の中、冷蔵庫にちゃんと飲み物が入っているかなあと思って開けてみると・・・・まあ、いつ入れたのかもわからないようなものが、ぐちゃぐちゃ・・・・マヨネーズは5本。賞味期限は5年前に切れていて、油と卵が分離している。ちょっと寒気がするような冷蔵庫の中だった。しかも、飲み物らしきものがないので、とりあえず、コップに水と氷を入れ、「私がいる間に、この水みんな飲んでください。」と言って飲ませた。
相変わらず、自分で何でも出来る、手伝ってもらわんでもいい!と主張されるが、あの冷蔵庫の中は絶対に整理しなければ食中毒をおこすと思われた。
冗談をいいながら、1時間ぐらいゆっくりと話した。警戒心がとれたところで、「じゃあ、又明日きますね。」と言って退室。
そして今日。サービス提供責任者と一緒に再度訪問。しっかりとゴミ袋を持参した。一人が話相手になっている間に、一人が冷蔵庫の中の整理をするという戦術。軽い拒否はあったけれど、原型がわからない食材はなんとか処分出来た。利用者とも仲良くなれ、笑顔のうちに帰る。お土産まで渡そうとされた。
やったあ!!作戦勝ちだあー!!しばらく二人体制でいこう。なんとか大丈夫なんじゃない?と思われた。ところが、サービスの様子を娘様に報告すると、
「母は穏やかにしていても、次はもうドアを開けないかもしれません。あまり無理はしないでください。」とのこと。満足していた気持ちが沈んだ。
いや、ちがう。一週間後、私たちのことを覚えてはいない。毎回、毎回、初対面という気持ちで接するほうがいい。必要なサービスは山ほどあるけれど、あせらず、少しずつ、少しずつ・・・ああ、この人は大丈夫な人なんだと思ってくれたらいいね。
まずは、仲良しになるんだ。
宇野 恵子
PS 畑造りの参加希望者続々・・・いいね。楽しみだ
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