人工呼吸器装着中のALSのご主人をほとんど一人で介護している奥様がいる。夜間も1時間ごとに起きて吸引しなければならず、日に日にその疲れが顔に出てきた。睡眠不足で倒れそう・・・という言葉を聞きながら、絶対にレスパイト入院が必要であると訪問看護から、ケアマネから主治医に何度も報告した。
本日、やっと1週間のレスパイト入院が決定した。1週間でも奥様が夜、熟睡出来れば、ストレスがいくらか軽減できると期待された。
ところが、病院までの搬送をどうするか?で悩む。介護保険では入院時病院までの介護タクシーは使えない決まり。搬送中看護師が付き添い、ALSの利用者の搬送に慣れているケアタクシー事業所に自費でいくらかかるのか問い合わせるとな~んと1万円ほどになる。行き帰りで2万円?そりゃあ、二の足を踏むよなあ・・・
すぐに市の移送サービスの資料を自宅に届けるが、収入面からして、1回に5千円はかかりそうだ。しかも、1年にたった4枚のチケットだと!1年に2回しかつかえないサービスだ。市もケチだねえ・・・・
それほど裕福でもない、こんな人にこそ市がもっと温かい手を差し伸べたらいいのに・・・
そもそも入院時の介護タクシーは介護保険の対象外というのも、考え直せないのかなあ・・・・
自宅で利用者に
「奥様を少しだけ休憩させてあげましょうね。」と言うと、寂しく笑った利用者が切なかった。
宇野 恵子
コメント