1歳と2歳児をかかえ、一生懸命仕事しているスタッフがいる。だが、小さな子供をかかえての仕事は、並大抵ではない。特に、幼児の間はすぐに発熱する。朝、突然の発熱にオロオロした経験は私にも思い当たることがただある。
「子供が病気して仕事を休まなければならない時、本当に申し訳ないと思います。」と言った。
私がまだ若かりし頃、やっぱり子供が突然発熱し、どうしても病院受診を他に頼めなかった時に、仕事場に電話したことがある。
「ごめんなさい。子供を小児科に連れて行ってから、託児所に預けるので、2時間ぐらい遅くなります。本当にごめんね。」と、スタッフに電話した時に、そのスタッフが言った。
「今日は、そんなに忙しくないですし、休まれませんか?病気の時ぐらい傍にいてあげてください。」
胸に熱いものがこみあげ、ありがたく休ませてもらったことがある。その時に決心した。今は、私は、みんなの好意をありがたく受けよう。だけど、子供が成長した数年後に、やはり、子供の病気で休まなければならないことに、罪悪感を持つスタッフがいたら、大丈夫だよと温かい言葉をかけてあげよう・・・・
本日、その機会がきた。自分の経験を話し、
「今は、みんなに甘えていいんだよ。だけど、数年後に、同じ悩みを持つ人がいたら、今度はあなたが力になってあげて・・・」
そのスタッフはホッとしたのか、とびきりの笑顔で
「ハイッ!!」と返事した。
宇野 恵子
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