認知症サポーター養成講座に参加し、オレンジリングをもらった。その時から、今後は、養成講座の講師やお世話役をしたいなあと考えていた。地域の人たちと触れ合ういい機会である。
連休の一日、その講師役が出来る、キャラバンメイト養成講座の研修を受けてきた。役所の保健福祉課や包括支援センターなどからの参加者にまじって、実際にどこで講座を開くかとわいわい言いながら、楽しくグループワークなどをしてきた。私のグループはスーパーで研修をしたいということで、シュミレーションを行った。認知症の人でも食べるために、必ずスーパーには買い物にいくはずである。スーパーの店員さんが、サポーターとなり、認知症の人が買い物にきても、そっと支援ができるようになると素敵だなあと思う。
以前受けたサポーター養成講座の中で、講師が話されたことを思い出す。同じ職場の包括職員の母親は、認知症があるが、ひとり暮らしをしているそうだ。買い物とかいったいどうしているのだろうと、ある日、そっとあとをつけて、スーパーまでついていったそうだ。すると、顔なじみの店員が、母親がスーパーに入るなり、すっと近寄ってきて、話しかけてくれるそうだ。
「今日は、何を買われますか?あっ、それは昨日買ったから、まだあるはずですよ。」
などと、声をかけながら、必要なものを買い物かごに入れ、レジまで誘導してくれる姿をみて、頭が下がったとのこと。地域に見守られて、その母親が安心して生活していることがわかって、安心したという話だった。
数年後、85歳以上の4人に一人は、認知症になると言われている。自分はボケたくない!といくら思っていても、今すでに、ベーターアミロイドが脳に浸潤しているかも知れない。10年かかって発症するんだものねえ。人ごとじゃない。自分もいつか・・・・?と考えておくほうがいいのかもしれない。その時に、安心して地域で暮らしていけるシステムを今作っておく必要がある。
宇野 恵子
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