ALS初期の利用者を来月から担当することになり、本日サービス担当者会議を開催する。訪問診療の担当の医師に、何か助言があれば・・・と連絡すると、
「いや、何とか出席いたします。」との返事。素晴らしい。ナースとともに、出席されたが、ここの医師は私たちの会議には、いつも積極的に参加される数少ない医師の一人である。今後、身体状況は刻々と変化していき、医療的な指導助言が必要となるのは必至なので、とても心強い。
利用者に2週間前にお会いした時と、現在は、また機能が低下していた。何とかコップの水を自分で飲むことができていたのに、本日は、もう、口まで手が上がらないという。
症状の変化の速さに戦慄さえ覚える。今後、症状の変化を観察し、すばやく対処することを申し合わせて会議は終了する。
帰り際、奥様がしみじみと言った。
「私は、今仕事をしているけど、親類から、もう仕事をやめて、介護に専念しろと言われているんです。仕事に出る時に、こころ苦しさがあるんですが、どうすべきでしょうか・・・?」
私 「仕事場は楽しいですか?」
奥様 「はい。とても楽しくて、みんなとおしゃべりしています。」
私 「それなら、仕事は続けましょう。自分の世界はもっておく必要がありますし、息抜きする大事な時間だと思いますよ。その穴埋めは介護サービスで考えていきますから・・・決して、自分を責めないでください。」と言うと、ほっとしたような、ちょっと泣きそうな顔になった。そっと肩に手をおいた。
親類の無責任な言い分に負けないで!と声を大にして言いたい。腹ただしさを覚えながら、帰途につく。
宇野 恵子
実際にそのような事に直面しないと分からない介護者の心情・・・そんな家族の「ホッと感」を持っていただけるよう介護従事者として遭遇することが多々あります。宇野ケアマネが掛けられた言葉はホントに家族もホッとしたと思います。私も勉強になります!!
投稿情報: ツク | 2009年9 月16日 (水) 21:31