認知症の方を地域で見守りましょうということで、認知症サポーターの育成が盛んに行われている。うちのケアプランサービスでは、3人とも研修を受けて、その資格をもらったのは、ついこの間のこと・・・・
昨日、事件はおきた。山下ケアマネが帰途についていた時、あたりは、もうまっくらの中、横断歩道を手ぶらでトコトコあるく人発見。車の中からしばらく様子をうかがい、
「この人は、認知症だ。徘徊している。」と確信し、車を止めて、呼び止めたそうな・・・・
「どこから、来たのですか?」
「ああ、山口の・・・・」 ええ~?!
すぐに近くの交番に付き添っていった。警察官があちこちに連絡を入れると、西警察署に捜索願いが出されていた。西区の野方在住。昼ごろ行方不明となっていたそうだ。声をかけたのは午後8時。とすると、8時間ぐらいかけて、野方から、荒江までてくてくと歩いてきたことになる。その間、誰も声をかけなかったのだ。
家族に連絡が行き、交番に家族がやってきた。息子のお嫁さんがおばあちゃんの顔をみるなり、泣きだしたそうだ。責任を感じてはらはらしていただろうことが想像できる。
昨日、夜9時を過ぎて、山下ケアマネから電話があった。
「いや、あの、とても嬉しいことがあったので、早く報告したくて・・・・」と、ことの詳細を電話で話してくれた。自分が人の命を助けることが出来たという嬉しさがこみあげていたんだと思う。
「でかしたあ!!さすが、認知症サポータ!!えらい、えらい、よく気づいて声をかけたね。おばあちゃん、事故にあわなくて、よかったよ!」と、私も一緒に喜んだ。サポーターのオレンジリングをもらっていなければ、その行動をとっていたかわからない。やっぱり、サポーターを増やすことは必要だよね。
ついでの話・・・・・・
「その人、介護サービスつかってたの?」との問いに、「はい。要介護2ですが、サービスは使ってないそうです。お困りのことがあったら、ご相談くださいって、名刺渡してきましたあ!!」
・・・・・・・いかなる時も、新規獲得に燃えるその根性。誰が叩き込んだ? 宇野 恵子
すごい! 山下さんは勇気がある。
昨日、訪問の途中、しゃがみこんでいる高齢者(小柄で短い白髪)を見かけた。帰りも同じ場所にいたら声をかけようかと思っていたら、帰りはいなかった。
あぁ 私の勘違いかな?と思ってまっすぐ帰りました。
今日は、山下さんの勇気もいただきます。
投稿情報: シルバーデン | 2009年8 月28日 (金) 07:55