一日仕事が終わって、ちょっと疲れている。これは、仕事が忙しかったからではなく、担当する利用者の家族の訴えを聞いてきたからだろう。
ショートステイを4日づつ定期的に取られている要介護5の利用者。自宅では熱心に娘様が介護されている。でも、朝から晩までつきっきりで介護されている上に、自身も身体が弱く、体調がすぐれないことも多い。だから、定期的なショートステイは、唯一娘様が休息できる機会である。ところが、ショートステイ先から、
「日曜日にショートの日程が重なると、入浴は1回になります。二人体制で人手がありません。」と言われたそうなのだ。ショート4日間のうち、2回は入浴させてほしいと切望されている。大事に大事に介護している母親だからこそ、曜日や人手は施設の都合なのに、なぜ、時分の母親が不利益をこうむるのだ?と訴えてこられたので、急いで自宅にいき、ゆっくり話を聞いた。
十分な人手のない中、一生懸命介護しているであろう施設職員の苦労は分かりすぎるほど、わかるし、家族の訴えもよく理解できる。施設に、どんなことがあろうと、入浴させてくれとも言えないし、娘様に、介護現場の人手不足を説明し、納得させることも出来なかった。介護をされる人にとっては、休日は関係ない。休日だから、手間が半分になろうはずもない。
介護の現場にいて、いつも思うことがある。訪問介護の担い手は、ほとんど登録ヘルパー。家事の合間にヘルパーでも・・・・という人がいるのも事実。日曜日のサービスは、家族と一緒にいたいからと、日曜・祭日・夜間ダメのヘルパーがたくさんいる。だから、「日曜日も働けますよ。」と登録ヘルパーさんに言われたら、サービス提供責任者はうれし泣きする。こんなあやふやな雇用関係でしかサービスが出来ないのは、訪問介護は常勤職員で固められるだけの報酬がないからだと思う。訪問看護ステーションに登録看護師さんがいる?訪問リハビリテーションに登録理学療法士がいる?ヘルパーの1時間の単位200~300。看護師830単位。この差は大きい。
利用者の衣・食・住という日常生活を一番支援しているのは、訪問介護のヘルパーさんだと断言できる。いやいや・・・訪問介護だけでなく、すべての介護職員がやりがいをもって自分の仕事に誇りと自信がもてるように人手不足解消と報酬アップが不可欠だ。
政権交代すれば、それは、実現する?最近の民主党を見ていると、政権をとることばかりに熱心で、国民の方を本当に向いているのと思わないでもない。どうなることか・・・・
宇野 恵子
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