先日朝礼で社長が知人の話をされた。
財務省で通訳をしていた方で、外資系の有名な会社からヘッドハンティングされたそうだ。報酬も今までより数百万円多い。そして、外国に行き、活躍されていたそうだが、ある日、経営者側の人間から呼ばれた。そこで言い渡されたのが、
「本日付けで解雇です。」
しかも、外資系の会社というのは、解雇を言い渡されたら、自分が座っていたデスクにも、もう座ることは出来ないし、同僚に挨拶も出来ずに、そっと会社を去るのみらしい・・・・
ヒェ~・・・・なんと殺伐とした仕打ち・・・・
先日テレビでも、家のローンが払えずに、競売にかけられる家が増加していると特集が組まれていた。インタビューでは、ほとんどの人が、「リストラされまして、その後仕事がありません。」というもの。あるいは、ボーナスが出なくてローンが払えないのが原因だ。
競売で家を手放しても、安くたたかれ、家はなし、借金は残るという図式になる。なんだかなあ・・・・この大不況で人生が狂った人があちこちにいるのだろうなあと思うと、介護業界の報酬の低さばかり前面に出していた私も、「仕事があるだけ、幸せなんだなあ。」と素直に思ってしまう。
そういえば、半年前、うちの会社でもたった一人の管理者を募集したところ、50人以上の応募があった。うちみたいな、弱小会社でも、立派な学歴と立派な経歴の面々が押し寄せてきた。雇う側からすれば、よりどりみどり・・・・そんな場面が日本のあちこちで見られている現象なのだろう。
景気が回復の兆しを見せているらしい。願わくば、仕事がなく、人生に絶望している人がいくらかでも救われるよう祈りたい。
宇野 恵子
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