福岡市早良区にある「はぴね野芥」という施設はいつもいい研修を企画してくださり、案内してもらっているので、参加してきた。講師も、その道で名の知れた方々ばかりで、無料で研修が受けられるのでとても有難い。研修に参加するようになって3年目である。
先月の研修は、福岡県介護支援専門員協会副会長である、柴口 里則氏だった。介護報酬改定と認知症ケアについてだったが、偉い方なのに、ざっくばらんでその人柄が素敵だなあと思った。興味のある内容だったので、講演終了後、怖いもの知らずの私は、さっと手をあげて質問をひとつ、ふたつ、みっつ・・・・よっつはしたかなあ。
普通はここで終わる。ああ、いい研修だったね、で終わる。ところが、翌日、来客対応をしていた社長が「宇野さん、お客さんと名刺交換だけして。」と呼びにきた。会議室に入った途端、お互いに相手を指差し、「あーっ!!」と声を上げた。なんと昨日の講師である柴口氏が、別の事業所の役員をしている関係で、スタッフを連れて、挨拶回りをされていたのだ。私の顔も覚えていてくれた。何回も質問して、しつこいやっちゃなーと思ったのかどうか・・・・・?
奇遇に驚きながらも、「私が所属するケアマネ会でもぜひ、研修の講師をしてもらえませんか?」とお願いすると快諾してくださり、来週はケアマネ会での研修があれよ、あれよという間に実現してしまった。
この流れはいったい何だろう。多くの人と出会い、ただすれ違うだけの人も多い中、出会いから新たな関係を作り出していく・・・・・これを人脈の広がりというのだろうか?
さて、本日の研修は、介護保険の開始に深く関わってこられた歯科医師 立石 登氏。テーマは口腔ケアだったが、介護保険サービスに造詣が深いからこその発言があった。「自動車や建築などで首切りにあった人たちを助けるために、介護でもしないか・・・・と政府はいろいろ支援策を考えています。介護でもしないか?介護でも? 冗談じゃない!!」
その通り!!
宇野 恵子